2023-11-29
コラム民間の業者が行うペット火葬と自治体のペット火葬の違い
愛するペットが亡くなると、お見送りをしなければなりません。その際に、利用するのがペット火葬業者や自治体のペット火葬です。どちらのペット火葬を選んだら良いのか悩まれる方へ違いやオススメのポイントを解説いたします。
Contents
自治体のペット火葬とは?
自治体のペット火葬とは、役所がペット火葬(一部納骨もあり)を行っていることです。犬、猫、その他のペットが亡くなった時に依頼でき、低価格でペット火葬を行ってくれるサービスです。自治体のペット火葬はお住まいの役所によって、サービス内容が大きく異なってきます。自治体によっては、ペット火葬を行っていない地域もあります。また、自治体のペット火葬では基本的に返骨がないため、愛するペットのお骨は返してもらえないことがほとんどです。自治体により納骨される場合でも一部だけのことが多いです。
※沼津市ではペット火葬は行っておりません。
自治体のペット火葬のポイント
- ペット火葬の申し込みや火葬は役所に申請するため平日のみのことが多い
- 火葬費用は比較的低価格であることが多い
- カレンダーの友引の日には火葬しないことが多い
- 自治体によってサービス内容の違いがある
- 遺骨の返骨がない場合が多い
- 遺骨を納めるお骨壷などの入れ物を持参しなければならない場合がある
民間のペット火葬とは?
民間のペット火葬業者とは、愛するペットの火葬供養のための業者です。自治体では、ペットの遺骨は廃棄物として処理されてしまうこともあるため、嫌悪感がある方も多く、民間のペット火葬業者にお願いすることが増えてきています。また、火葬業者によってプランが様々あり、返骨があるプランや納骨があるプランなど、家族の要望に合うサービスを探すことができます。
民間のペット火葬業者のポイント
- 返骨可能なプランがある
- 24時間365日対応可能な業者もある
- 火葬・葬儀・供養などプランを選べる
- 移動火葬車で訪問し自宅で火葬ができる可能性もある
- 火葬時に副葬品などのお供えができる
- 自治体に比べると費用が高い
どっちに依頼したらいいの?
火葬だけを済ませたい場合には自治体、ペットの遺骨を返骨してほしい場合には業者に頼むのがおすすめです。ペット火葬業者のプランを確認して、自分に合ったプランを選ぶようにしましょう。
ペット火葬業者のおもな種類
ペット火葬には種類があります。自分に合ったプランを探すために解説いたします。
移動火葬と固定炉の違い
移動火葬とは、ペット火葬専用の車での火葬のことです。移動火葬車が自宅や希望の場所まで来てくれるサービスです。マンション住まいの方や、車が無い方にもオススメのプランです。
固定炉での火葬とは、お寺やペット霊園など施設の常設炉で行っているペットの火葬です。そのために亡くなったペットをその施設の火葬場まで移動させる必要があります。ペット霊園やペットの供養ができるお寺で行っている場合が多いです。
合同火葬
合同火葬とは、亡くなったペットを幾体かまとめて火葬するプランのことです。民間のペット火葬のプランの中で最も安価なプランではありますが、返骨はありません。自治体などではほとんどがこのプランです。
個別火葬
個別火葬とは、ペットを一体だけで火葬するプランのことです。返骨があり、プランによってはお骨上げや骨壺も用意されていることがあります。
立会火葬
立会火葬とは、個別火葬において火葬に立ち会えることを言います。施設での火葬であっても移動火葬車での火葬であってもペットの火葬を見届けることができるプランです。個別火葬に立ち会うことは「個別立会火葬」と言います。
まとめ
今回は、ペット火葬業者と自治体の違い、ペット火葬業者のプランの種類について解説しました。大切なペットを供養したいという方は、ペット火葬業者に頼むことをオススメします。愛するペットの最期を選ぶ時には、納得する業者、プランで見送ってあげてください。