2024-2-13
コラムペット霊園の選び方と注意点
ペットが亡くなるとペットの火葬を行い、ペットの供養についても考えます。ペットの火葬後に返骨された遺骨について、自宅での供養の仕方に悩む方もおられます。今回は、ペットの供養方法の1つである「ペット霊園」について、解説します。
Contents
ペット霊園とは
ペット霊園は、ペットの火葬や葬儀・供養を行い、お墓への埋葬や法要等を行うことが可能なサービス施設のことを指します。しかし、ペット霊園によっては、火葬や葬儀を行うことができない施設もあり、お墓や納骨堂だけというペット霊園も多々あります。
【ペット霊園】選ぶ前の注意点
ペット霊園は、施設によってサービスが大きく異なります。まず、運営しているのが寺院なのか、一般的な施設なのかを確認します。ペット火葬の設備を備えた霊園であるのか、納骨堂だけなのか、ペット火葬・葬儀まで全てを行ってくれるなど施設によって様々です。
供養方法を決める
ペットが 亡くなった時には、まずペットの火葬を済ませ、次いで供養に進みます。ペットの遺骨の供養方法には、自宅での「手元供養」、ペット霊園の墓地や納骨堂に納める「霊園供養」、海や山などへの「散骨」など、飼い主自身で決めます。自分の納得できる供養方法をしっかり検討しましょう。
ペット霊園に火葬や葬儀を依頼するかどうか
ペット霊園での火葬・葬儀のプランを利用する場合、その霊園がペット火葬・葬儀・供養をどのように行っているかを確認します。まず、ペット火葬サービスがあり、納骨・供養も 行えるペット霊園があります。霊園によっては火葬設備がなく、ペットの火葬は行わず納骨・供養だけの施設もあります。その場合、飼い主は別のペット火葬業者にペットの火葬だけを依頼します。気持が落ち着くまで自宅で手元供養した後に、選んだペット霊園に納骨・供養を依頼できます。
お墓・納骨堂の種類
ペット霊園の墓地は、たくさんのペットたちの遺骨が一緒に入っている合同墓や、ひと家族のペット専用の個別墓があります。また、人のための霊園にも併設されているペット供養のサービスや、人のご遺骨と一緒に入れるお墓、納骨堂などがあります。このように霊園によって行われる納骨・供養方法はいろいろ異なるため、気になるペット霊園について詳細を 問い合わせておきましょう。また、車による訪問ペット火葬の業者が提携しているペット霊園もあります。訪問のペット火葬についてだけでなく、提携しているペット霊園での供養方法についても一緒に確認することができます。
ペット霊園を決める時の注意ポイント
ペット霊園は施設によって、火葬・供養方法が異なります。そのため、納得した形でペットの火葬・供養を行うためにはいくつかのペット霊園を比較検討して慎重に選びましょう。
注意点①宗教・宗派
ペット霊園が寺院により運営されている場合、人と同じように宗教や宗派のある霊園もあります。寺院が運営している場合には、基本的にそのお寺の宗派となっています。最近では、寺院が運営していても、宗教・宗派不問という場合も多く存在します。宗教・宗派に希望がある場合には、注意して霊園を選ぶ必要があります。
注意点②お参りに行ける距離か
自宅からペット霊園までの距離については考えておかなければなりません。サービスが良くても、自宅から離れた場所にあると、頻繁には訪ねることができなくなってしまいます。また、ペット霊園の運営時間も確認しておきます。訪問したい時間と霊園の運営時間を確認して、通える場所にすることが大切です。
まとめ
このページでは、ペット霊園の選び方や注意するポイントについて解説しました。ペット霊園は、愛する大切なペットをこの先ずっと預ける施設です。よく考えて霊園を決めましょう。