2026-1-7
コラムペットの遺骨はいつまで家に置いていい?供養のタイミングと向き合い方
「火葬が終わった後、この子のお骨はずっと家に置いておいてもいいのでしょうか?」 「いつまでも手元に置いていると、この子が成仏できないと聞いたのですが……」
私たちアニマルライフケア沼津が、ご家族様から最も多くいただくご相談の一つが、この「遺骨の安置期間」についてです。
最愛のパートナーを亡くした直後、深い悲しみの中にいるとき、すぐに納骨や埋葬を決めなければならないと思うのは、心にとって非常に大きな負担となります。今回は、ペットの遺骨を自宅で供養することの是非や、その時期について、プロの視点から詳しくお話しさせていただきます。

Contents
1. 遺骨を家に置くのは「いけないこと」ではありません
まず結論からお伝えします。ペットのお骨をずっとご自宅に置いておくことは、決して悪いことではありません。
仏教的な観点や地域の習わしで「四十九日までに納骨すべき」という考え方もありますが、それはあくまで人間の場合の慣習に基づいたものです。ペット供養には、法律や宗教で定められた「いつまでに何をしなければならない」という厳格な決まりはありません。
ご家族様が「まだ側にいてほしい」「離れたくない」と感じるのであれば、それがその子にとっての最善の供養になります。大切に想われ、温かいリビングの片隅でお骨を囲んで声をかけてもらうことは、旅立ったペットにとっても何よりの幸せであるはずです。
2. 「成仏できない」という迷信について
「お骨をずっと家に置いていると、あの子が迷ってしまう、成仏できない」というお話を聞いて不安になる方もいらっしゃいます。しかし、どうぞ安心してください。
供養の本質は、形ではなく「心」にあります。ご家族様が悲しみを無理に押し殺して、泣きながらお骨を手放すことこそ、旅立った子が最も悲しむことではないでしょうか。
姿は見えなくなっても、ペットと飼い主様の絆が消えることはありません。あなたがその子を想い、感謝の気持ちを伝えている限り、その子は自由にお空と家を行き来しています。「いつか自分たちの心の整理がついた時に、お庭や霊園に返してあげよう」という気持ちで過ごすことは、決してその子の歩みを止めることにはならないのです。
3. 多様な「その子らしい」供養のカタチ
最近では、四十九日を過ぎてもご自宅に置く「手元供養(てもときゅうよう)」だけでなく、ご家族様のライフスタイルや考え方に合わせた多様な供養の形が選ばれています。
アニマルライフケア沼津では、ご家族様の心の準備が整ったとき、次のような選択肢を承っております。
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・寺院・霊園への納骨 「自分たちに何かあったときに寂しくないように」と、お友達のいる寺院や霊園へ納骨されるケースです。定期的にお参りに行くことが、ご家族様の新しい心の拠り所になることもあります。
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・自然の地へ還る「散骨」 「自然が大好きだったあの子を、のびのびと遊ばせてあげたい」という願いから、近年注目されているのが散骨です。当社では、当社所有の自然豊かな土地への散骨も承っております。お骨をパウダー状(粉骨)にし、自然へと還すこの方法は、形にとらわれない新しい旅立ちの形です。
- ・自宅で偲ぶ「手元供養」 お骨の一部をペンダントや小さな骨壷に分けて持ち、残りを納骨や散骨にされる方もいらっしゃいます。これなら、お出かけのときもずっと一緒にいられます。
4. 納骨を考える「タイミング」はいつ?
では、いつかはお別れ(納骨や散骨)をしなければならないのでしょうか。それは「ご家族様の心が決まった時」が正解です。
あえて目安を挙げるとすれば、四十九日や一周忌などの節目、あるいは新しい子を迎え入れた時、引越しなどの環境の変化があった時などがきっかけになりやすいようです。
数ヶ月で決心される方もいれば、10年、20年と自宅で共に過ごされる方もいます。大切なのは、周りの意見に流されるのではなく、あなた自身の「あの子のためにこうしてあげたい」という直感を信じることです。
5. 自宅で安置する際に気をつけること
もし、長くご自宅でお骨を安置される場合は、物理的な管理にだけ少し注意が必要です。お骨は湿気に弱く、保管場所によってはカビが発生してしまうことがあります。
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・直射日光や湿気の多い場所を避ける
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・時々、天気の良い日に蓋を開けて風を通す
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・骨壷カバーの中に乾燥剤を入れる
こうした少しの手間で、お骨を綺麗な状態で保つことができます。「大切に守っている」という行動そのものが、深い供養の時間となります。
結びに:正解は、あなたの心の中にあります
ペット供養に「正解」はありません。あるとすれば、それはご家族様が「これで良かった」と思えるかどうか、ただ一点だけです。
もし今、あなたが「ずっと置いておきたいけれど、いつかは離さないといけないのかな……」と悩んでいるのなら、どうぞ無理をしないでください。無理に手放す必要はありません。いつか、ふとした瞬間に「あの子も、そろそろお友達のいる場所へ行きたいかな」「自然に還してあげようかな」と思える日が来るまで、大切にそばに置いてあげてください。
アニマルライフケア沼津では、火葬後の供養のご相談も幅広く承っております。手元供養品のご案内から、提携寺院への納骨、当社所有地への散骨まで、ご家族様のペースに合わせてお手伝いさせていただきます。
どのような形であれ、愛情を持って向き合っていること自体が、最高のご供養です。もし、供養の形に迷われたときは、いつでもお気軽にご相談ください。あなたと、あなたの愛した大切なパートナーにとって、最も心地よい形を一緒に考えていきましょう。
アニマルライフケア沼津 供養や納骨・散骨に関する詳細は、下記ページも併せてご覧ください。





